中学卒業式は人生の節目！～思い出と成長を振り返る～

こんにちは。

明研学院豊中校です。

 

今日は豊中市中学校の卒業式です！

中学３年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

今日は春らしい気候に恵まれ、素敵な一日になったかのではなりでしょうか。

お子さまにとって、人生の節目となる大切な日となりますので、

是非たくさんの思い出を残していただければと思います！

 

中学校での3年間は、勉強はもちろんではございますが、

人間関係や部活動での経験など、悩んだり励まし合ったりすることで、

たくさんの経験をされたことでしょう。

そして、卒業式の日はそんな思い出を振り返り、

新たなステージへと気持ちを切り替える重要な場となります。

 

最近では防犯上の兼ね合いから、塾という立場では、

お子さまと一緒に卒業式の場を過ごすことが難しいのですが、

お子さまや保護者さまからいただける卒業式のお話は、

私たちにとっても楽しみの一つになります。

 

中でも、先生たちのお話やサプライズの動画などで、

お子さまが感動をされるお話を伺っていると、

勉強面以外の心の成長を感じる瞬間ではございます。

今まで過ごした日々の生活の中で培われたものは、

お子さまの人生の中でも大きな役割を果たしてくれると信じております。

 

私自身、毎年多くのお子さまたちの成長を目の当たりにしてきましたが、

お子さまの成長は本当に目を見張るものが多いです…。

体験授業では緊張していたお子さまたちも、

何度もお越しくださるようになって、元気に挨拶してくれたり、

学校やおうちでのことをお話してくださるようになりました。

また、授業中に自分から質問をされるようになったり、

授業以外の自習室にも積極的に参加される姿も見られるようになりました。

 

保護者さまがお子さまに「こうなってほしい！」と思う部分まで、

すぐに成長するということは難しい時もございますが、

小さな変化やいろいろな経験を重ねて、お子さまが成長される姿を見ることは、

私たちにとっても大きな喜びを感じる瞬間です。

 

これから、中学３年生のお子さまは、卒業式を迎えたあと、

春休みを過ごしてすぐに新しい環境への第一歩を踏み出すこととなります。

大人になってもそうですが、今までとは違う新しい環境に変わることは、

体にも心にも大きく影響してしまうため、体調を崩される方も少なくありません。

私自身、環境が変わると体調を崩しやすい体質だったこともあり、

人生の節目となる時期には、大きく体調を崩してしまうことが多々ありました…。

 

体調面をコントロールすることは、今後の人生の中で大きな課題になって参ります。

そのためにも、日ごろから生活リズムを意識することや、

どんなときに体調を崩しやすいのか、といった部分を知ることが必要です。

特に受験や定期テスト前などは、どんな勉強をしているのかということだけでなく、

お子さまの生活リズムなどについてもお話をするようにしております。

いつもとは違うやり方をすることは、どこかで無理が生じていることなので、

小さな変化にも配慮し、お子さまとのコミュニケーションを大切にしております。

 

そして、新しい環境に変わるということは、

同時に「次の目標」を考える時期に差し掛かるということになります。

もちろんすぐに目標を決めることは難しいことではございますが、

私たちはお子さま一人ひとりと深くお話をしていく中で、

お子さまがどのような道に進みたいのかといった、

明確な方向性を見つけていくことが大切だと考えております。

中には、やりたいことがたくさんあるお子さまもいらっしゃいますが、

どんなことをしたいのかうまく見いだせないお子さまの方が多いかもしれません。

 

私たちがお子さまにお話をしていることは、

「今」自分がいる場所から、次のステップに進むために、

どのような進み方があるのか、というところです。

例えば、「大学進学」というゴールがあったとしても、

どのような道筋をたどるのかは、お子さま一人ひとり異なるところになります。

細かいお話になってくると、文系や理系などで選択肢も変わりますし、

部活動を頑張るお子さまにとっては、環境面も配慮した選択が必要になります。

 

このように、人生の節目というものは、新しい環境への第一歩だけでなく、

「次のステップに進むための準備」が同時にやって参ります。

将来のことは、まだまだ10代のお子さまにとっては、

予想ができないところが多いかと思います…。

その中でも、一つでもきっかけとなる知識を付けることで、

お子さまが自分自身の道を切り開くことができれば、

私たちにとって、とてもうれしいことです。

 

時には、お父さんやお母さんが考えていた道とは、

お子さまが全然違う道を選択することもあるかもしれません。

それでも、まずは「自分で何かしら選択をした」ということを、

お子さまの成長としてあたたかく見守っていただけたらな、と思います。

もちろん突拍子もない選択をされることもあるかと思いますが…

その時は「何故それを選んだのか」や「それ以外の選択肢はなかったのか」など、

じっくり掘り下げていただければと思います…。

 

何か一つのことを決めるとなると、

何かしらの代替案や天秤にかけて考える必要があるところがあるかと思います。

今後の人生において、大事な選択をするときであればあるほど、

このような考え方は必要になって参ります…。

お子さまたちにとっては、「今すぐに考えられない！」と思う部分がありますが、

それでもどこかで直面しなければならない節目がやって参ります。

その節目がやってくる前に、少しでもお子さまの準備を整えることが、

私たちの役割の一つだと考えております。

一つでも多くの選択肢を示すことができるよう、

お子さまには常日頃から、「今何をすべきなのか」を提示するようにしております。

 

まだまだ年齢的にも目の前にある楽しいことに、

目移りしてしまうことがあるかと思います。

嫌なことや苦しいことは、後回しにしてしまうことがあるかと思います。

そんなときに、「今これをやることで、他のことがどうなるのか」という思考を、

常にお持ちいただけることが、人生における選択の力になるかと考えております。

もちろん、楽しいことに気を取られてしまうと、

なかなか冷静な判断ができないかと思いますが、

少しずつ「今」を見つめられるようにすることで、

自分自身がなすべきことの判断ができるようになるといいな、と思います。