テスト前の提出物の進め方について
2023/10/31
こんにちは。
明研学院豊中校です。
今日で10月も最後となります。
早いもので、今年もあとわずかとなりましたが、日ごろのお子様のおうちでの取り組みはいかがでしょうか。
今日は学校の提出物についてお話ができればと思います。
お子様の日ごろの取り組みを見ておりますと、まだまだ
「何をやっていいかわからない」
「テスト範囲がわからないからできない」
というお声をいただくことが多々ございます。
確かに、一言で「テスト勉強」と表現しても、実際に何をしていいのか、
自分の中での勉強の仕方、というものがなかなかつかめていないお子様が多いようです。
私たちの塾では、テスト前の取り組みについてもお子様にお話をさせていただいております。
次のテストは2学期期末テストが目標になるので、
現段階では学校のワークをメインに進めるよう声掛けをしております。
こちらに関しては、「学校で習ったところまで」のワークのページを進めることを繰り返しアナウンスをしておりますが…
一部のお子様の中では、
「学校で何をやっているのかわからない…」
とお話をされることがございます…。
学校の授業は、
・テストにどのような問題が出るのか
・何が大事なのか
を話しているとても大切な時間になります。
クラスの状況にもよりますが、先生の話した内容を「聞く」ということは、
今後の人生の中でもかなり重要なスキルとなって参ります。
特に、先生が
・大きな声で話していること
・何度も話していること
は、「テストに出るかもしれないところ」という意識を持ってお話を聞いてほしいところになります。
まずは学校の先生とのコミュニケーションの中で、
何が大切なのかを聞き分けることが一つ目の目標になるかと思います。
次に、学校のワークですが、
ただ解くだけでなくきちんと「答え合わせ」をすることも求められます。
この答え合わせも、○か×かを付けるだけでなく、
「間違えた問題をどう対処しているのか」を見られるところになります。
もちろんわからなかった問題も出て来るかと思いますので、
そのときはただ答えを写すのではなく、
「どのような解き方をしているのか」も記載することが大切です。
特に数学のワークについては、
どのようか過程で解いているのかも重要視されるので、
途中式は必ず書くよう指導をさせていただいております。
わからない問題については、塾でも質疑応答を受け付けております。
是非授業や自習の際にもお持ちください。
最後に、提出物は「出すことが目的」とならないようにすることが大切です。
早めに学校のワークを取り組むことで、
テスト週間までに課題を終わらせることができるのですが、
「やったらやりっぱなし」にすることがないよう、
解き直しの習慣を身につけられるようにすることが必要です。
一部の科目では、学校のワークから類題を出題することがあるため、
基本~標準問題は自身の力で解けるようにすることが求められます。
また、時折発展問題や入試問題からもテストに出して来ることがございますが、
こちらも学校のワークを参考に出していることがあるため、
ワークを終わらせるだけでなく、是非解き直しまで一歩進めていただければと思います。
テスト勉強とは、効率よく進めることも大事ですが、
日ごろからコツコツ進めることが何よりの近道だと考えております。
今後、中学校を卒業して高校、大学…そして社会に出たときに、
直前になって慌ててしまえばしまうほど、
うまくいかなくなることが増えて参ります。
そのためにも、大事なときに最大限の力が発揮できるように、
日ごろから準備を整えられるような習慣を
身につけられるようにしたいと思っております。
テスト勉強は、もちろん成績につながることになるため、
そちらを最大限の目標として取り組んでいただきたいのですが、
その先にある長い人生の中でも、
テスト勉強での取り組み方は生きてくるものかと思います。
少しずつでもいいので、
「何かを続ける」ということを武器にしてみてはいかがでしょうか。
----------------------------------------------------------------------
個別指導塾明研学院豊中校
大阪府豊中市上新田3-10-10
電話番号 :
06-6831-5555
豊中市にて1:2で中学生を指導
豊中市で効果的なテスト対策
----------------------------------------------------------------------