学年末テストまで、あと1週間!!
2025/02/17
こんにちは。
明研学院豊中校です。
中学1年生、2年生のお子様は、
いよいよ学年末テストに向けて、ラストスパートをかける時期になりました。
今回のテストは、学年末テスト。
つまり、「今まで習った単元の集大成」となるテストになることがあります。
そのため、例年難易度が高いテストとなる傾向が強く、
お子様たちのモチベーション維持が、私たちの課題になります。
特に、数学は1学期から習った単元から出題されることが多く、
少し間が空いてしまったことでやり方を忘れてしまうことがあります…。
学校で取り組んでいる復習プリントなどで、わからないところが見られたら、
とにかくすぐに質問をするようにお願いしております…。
さて、今回は普段授業ではあまり受講をしていない理科や社会の問題について、
どのような取り組みが必要になってくるのかを、
私たちなりに考え、実際にどんなテスト勉強をするのかをご紹介したいと思います。
※といっても、実際に学年末テストを受けるわけではないですが※
何故、理科や社会?と思われるかと思いますが、
毎年、学年末テストの範囲がやたら広くなってくるのがこの理科と社会。
1学期は比較的ゆっくり進めてしまうこ傾向が強く、
後ろの学期になればなるほど、そのしわ寄せが来てしまうのがこの理科と社会。
今年も例外なく、範囲が広がってきている印象が見られ、
テスト1か月前から、保護者様やお子様たちへの注意喚起を進めておりました。
では、実際どんな範囲になっているのかを見たときに、
ある中学校の予想範囲がこのような感じになっていました。
【中学1年生】
◆理科
1)化学分野
※中学1年生で習う化学分野の約3分の2の内容。
2)地学分野
※中学1年生で習う地学分野の3分の1の内容。
※ちなみに、残りの3分の2くらいの単元は、
次の学年の1学期のテストに含まれます。
◆社会
1)歴史分野
※教科書で約60~70ページくらいの範囲です。
【中学2年生】
◆理科
1)物理分野
※中学2年生の物理分野の約半分の内容
2)地学分野
※中学2年生の地学分野の約3分の2の内容
※中学1年生同様、残りの単元は次の学年のテスト範囲に回ります。
◆社会
1)歴史分野
※日清・日露戦争の前まで
※教科書で約50~60ページくらいの範囲です。
あくまで予想として提示しているものになるため、
多少の誤差はあるかと思いますが……。
それにしても、最後のテストでここまでの範囲を出されるとなると、
テストの内容がかなり恐ろしいものになると、
お子様たちも不安を感じている様子が見られます…。
特に、これだけ範囲が広くなると、テストを作る方としても、
広く浅く、問題量を増やす傾向になるため、
1問に対する配点が1~2点のような点数になることも予想されます。
そのため、ただ言葉を覚えるだけでなく、問題を解くスピードも求められるのです。
前置きが長くなりましたが、実際にこのような形での範囲が提示されたとき、
私たちならどのように勉強をするのか、という部分になりますが……。
「ひたすら問題を解く」
これに限ります。
範囲が広すぎると、正直に申し上げて、一から勉強をする時間はありません。
とにかく問題を解いて、一つ一つの語句を抑える、ということを実施します。
それでは、それぞれの科目を勉強する上で、
どのような取り組みをしているのかをご紹介していきたいと思います。
※あくまで一例になりますので、そのやり方がお子様に合うかどうかは、
一人ひとり異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
最初に、理科の勉強についてです。
今回のテスト範囲では、どちらも「地学分野」が含まれていますね。
「地学分野」については、比較的「暗記」でカバーができる単元になるため、
優先順位としては、こちらからしっかり勉強をすることをお勧めしております。
特に、語句を答える問題は、解きやすい問題が多くなるため、
どのようなキーワードと共に問題が出されているのかを、
学校のプリントや問題集を使って確認することが可能です。
ただ、計算分野については、得手不得手が出やすくなる単元になるので、
目標点数と相談をしながらの指導になります。
理科の計算問題は、数学とは異なり、
「小数の計算」が丁寧にできるかどうかが問われます。
はい、「小学校5年生の算数力」が問われるのです。
今までにも、計算方法はわかっているのに、
小数の計算がしっかりできずに×になるお子様が何人もいらっしゃいました…。
小数のかけ算やわり算は、理科の問題で必須となりますので、
もし、なかなか正しい答えが出せない、というお子様がいらっしゃいましたら、
今一度、小学校で習った小数の計算をもう一度見直すことをお勧めいたします…。
次に、社会はどうやって勉強をするのか?についてです。
社会は学校で教える範囲が増えてきていることもあり、
授業はプリントを使って勉強をすることが多いそうです。
そのため、それぞれの語句のみしか目がいかず、
その語句の意味をしっかりと把握しないまま、
どんどん先に進んでしまうことがあるようです…。
社会、特に歴史は「理由→結果」が存在し、
その流れをある程度理解していかないと、因果関係がつかめないことがあります。
社会の質問をされるお子様の中では、
全体像がうまくつかめない方もいらっしゃったため、
授業では登場人物を絵で描いて示すなどして、
マンガのようなストーリでお伝えすることも少なくありません。
このことから、
1)学校の教科書を音読する
2)わからないところを質問する
ということを繰り返しお子様にお伝えし、
歴史の流れをしっかりつかむよう指導をしています。
その後で、一問一答式から問題を解いてもらい、
答えられなかった語句を、解説や教科書を見て確認する、
という作業のもとで、知識を深めていきます。
私自身、実際にお子様が解いている提出物のプリントを解いてみたのですが、
思ったよりも細かい内容を忘れてしまっていたり、
うまく説明ができない問題がございました…。
しかし、間違えたあとに必ず解説を読み、必要であればメモを残すことで、
「あぁ、そういえばこんな問題解いたな…」
という記憶がどこかで残るのです。
そうして、このような記憶をより深く刻むためには、
とにかく繰り返し問題を解くことが必要になります。
少なくとも、学校で配布された提出物のプリントは、
一通り解きなおしをするようにしましょう。
私自身、久々に中学生のテスト範囲の内容をガッツリ取り組むことで、
いかに日ごろからコツコツ取り組むことが大切なのかを痛感しました。
わからない問題があるときは、そのままにせずに、
わからないときに質問ができるかどうかがカギになるのかもしれません。
最近のお子様の学校の授業のプリントやノートを拝見すると、
プリントの量に驚かされることがありますが、
それらをきちんと取り組むだけでも、かなりのテスト勉強につながると思います。
理科のプリントも、計算問題のパターン化がされていますし、
社会のプリントも、豆知識を書いてくれています。
ちょっと見方を変えるだけでも、日々の取り組みの中でテスト勉強が可能なのです。
中学校に入ると、小学校のときに比べて宿題があまり出されないことがありますが、
その分、普段の授業や配布物をしっかり取り組むことで、
思った以上の勉強ができるのではないかと、私は考えます。
授業がわからないからといって、授業をおろそかにするのではなく、
そのプリントをじっくり見たり、解いたりするだけで、
大いなる知識や経験につながるのです。
今後も、学校の授業や提出物については、
ただ出すことや授業態度のことだけを伝えるのではなく、
「どのように取り組むのか」という部分まで、
掘り下げることができるようにしたいと思います。
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個別指導塾明研学院豊中校
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豊中市にて1:2で中学生を指導
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