個別指導塾明研学院豊中校

塾の授業で学ぶ皆既月食の魅力

お問い合わせはこちら

塾の授業で学ぶ皆既月食の魅力

塾の授業で学ぶ皆既月食の魅力

2025/09/05

「9月8日(月)未明皆既月食が起こり、全国で見られる」というニュースを目にしました。皆さんは日食や月食といった、天体観測をしたことがありますか?今回の「皆既月食」という天文現象は、地球が月と太陽の間に入ることで、月が地球の影に隠れてしまう現象を指します。この地域の中学生が理科で天体を勉強するのはもう少し先になるのですが、塾でもこういった現象についてお話をすることで、天文学への興味を深めることができるのではないでしょうか?今回は珍しい自然現象に焦点を当て、実際に天体観測をするときの方法や注意点なども合わせて、お話をしていきたいと思います!

目次

    皆既月食とは何か?その神秘に迫る

    皆既月食とは、地球が月と太陽の間に位置することによって、月が地球の影に「完全に」隠れる現象です。月食と一言で言っても、「部分月食」と「皆既月食」があり、今回はすべて隠れてしまう現象で、とても神秘的な瞬間を目にすることができます。学校や塾の授業でも、月食や日食について指導をすることがあるのですが、あくまでも地球・太陽・月の位置を図式するくらいで、実際にどのように見えるのかまでは触れることがありません。「隠れる」という表現で説明することはありますが、実際に目にするとぼんやりとした月の形が見える状態になり、少し赤く光る月になる瞬間があります。昔の人は、月が普段とは違う色で光るため、不吉な出来事が起きる前兆だと考えられていましたが、今となってはそのメカニズムがわかってきたことで、楽しく天体観測を行うことができるようになりました。皆既月食は、人生で何度も訪れるわけではないので、是非この機会にその神秘的な現象に触れてみましょう。

    暗闇に隠れた月の美しさを観察する準備

    では、天体観測を行う上で、どんな準備が必要なのでしょうか?まず最初に確認をするのは、皆既月食の日時です。「9月8日(月)未明」と最初に提示しましたが、具体的な時間帯だと「9月7日(日)深夜~8日(月)明け方」になり、深夜1時半くらいから5時くらいまでの時間がピークとのことです。次に確認をするのは、観測する場所です。周囲に明かりが少ない場所が理想的ですが、おうちからあまり遠くない場所を選ぶようにしましょう。持ち物としては双眼鏡や望遠鏡があると更に楽しめますが、肉眼でも十分美しさを楽しむことができます。特に深夜2時半くらいからは月がすべて赤黒くなりはじめ、1時間以上皆既状態を観察することができるそうです。その後、少しずつ月が見え始め、明け方には元のまるい状態に戻るのですが、あまり遅くまで観察をしてしまうと、次の日の学校の授業が眠くなってしまうので、要注意です……。

    皆既月食の観察をした後は…

    では、観察をした後にどんなことができるのかも合わせて、お話をしていきたいと思います。天文学をはじめとする理科の観察は、「記録をする」ということが大切です。日付や時間のメモをして、どのような形だったのかをそれぞれ記録するようにします。これは、植物や動物の観察も同じですね。「記録をする」ことで次にどんなことが起こるのかを予想し、更に詳しい記録ができるようになることが、理科ではとても大事になります。特に、災害につながる自然現象については、細かく記録をすることがより求められます。どのような現象が起こると次に何が起こるのか、ある程度予測を立てることで、より安全な対策を立てることができますよね。このように、普段「面倒だな…」と思ってしまう理科のレポートも、目的意識を持って取り組むと、その重要性がわかってくるかと思います。そこから観察に対する興味や面白さが生まれ、より深い知識身に付けられることが期待できるのです。今回の皆既月食も、ただ神秘的な月を見て楽しむだけでなく、一緒に記録をしてみてはいかがでしょうか?

    珍しい自然現象が起きる年度について

    繰り返しになりますが、皆既月食は何度も体験できる現象ではなく、とても珍しい自然現象の一つになります。実はこのような珍しい自然現象が起きる年度については、その現象についてしっかり学ぶことが大切だと指導をしています。というのも、理科や社会の入試問題は、その年に起きた重要なニュースをもとに時事問題を作ることがあります。理科だと金環日食が起きた年度に天体の問題が出されていたり、社会だと政治に関するニュースがあった年度は、選挙や法改正などにちなんだ問題が出されていたりします。また、時事問題についてはその年の秋くらいまでのニュースから作られることが多く、皆既月食は比較的問題として作りやすいという傾向があります。おうちで入試問題の対策を進める際は、今回の自然現象である皆既月食についても、合わせて知識を深めるといいかもしれません!

    天体における勉強のポイント

    少し話は逸れますが、天体の単元を勉強するときに、どういったところに力を入れていくといいのか、合わせてお話ができればと思います。天体の勉強をするときに大事になってくるのは、「方角」です。時々東西南北が怪しいお子様がいらっしゃるのですが、ここでしっかり方角を意識させることが大切になります。次に意識してほしいところは、地球が回る向きについてです。太陽は東から西に沈む、というお話は小さい頃に見聞きしたかと思いますが、地球が回る向きについては、あまりイメージできているお子様は少ないのではないでしょうか?(※天体の勉強が好きなお子様は簡単な問題かもしれませんが…)これらのイメージが明確に持てていないと、正しい星の位置や動く向き、時間の計算ができなくなってしまいます。そのため、天体を勉強するときは、地球から見たときの空の位置や方角を正しく答える練習から行っています。実際に自分で図を描いて、太陽の光が当たる位置や影になるところを明確にし、時間帯も合わせてイメージできるようにすることが大切です。これらを踏まえて問題を解くと、スムーズに答えを導くことができます。少し先の勉強になりますが、天体の単元を勉強する際は、是非図を使って考えるようにしましょう。

    いろいろな自然現象を通して私たちが学ぶこととは?

    今回「皆既月食」をテーマにお話をしてきましたが、私たちの身の回りにはたくさんの自然現象があります。身近なものだと「虹」や「雷」、災害を招くものだと「台風」や「地震」、場合によっては「津波」などもありますよね。自然現象は私たちとともにあり、日本人はその自然を受け入れることでともに生きてきた歴史があります。例えば、「流れ橋」。大雨で氾濫しやすい川にあえて流されやすい設計の橋を作ることで、大きな災害から身を守ることができました。他にも、地震が起きたときにも耐えられるように、揺れを吸収する設計の家を考えるなど、様々な工夫をすることで、自然を受け入れる姿勢が見え隠れしていることがわかります。このように、いろいろな自然現象を知ることで、次にどうなることが予想されるのかを考え、対策を立てるのは、私たち人間ができることではないでしょうか。ただ、観察するだけでは何も生み出せないかもしれませんが、そこから何をすべきなのかを考えて行動することが、豊かな社会へとつなげることができるのではないでしょうか。理科はそういったことも合わせて教えてくれる、素晴らしい科目の一つだと、私は思います。ですから、理科は苦手!と考えているお子様も、今回の天体観測をもとに、少しずつ自然現象に目を向けるきっかけになることができればと願うばかりです。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。